1965年建築学科卒業(宮脇ゼミ)の芦原信孝さんが設計して工事中だった、ニューヨーク、マンハッタンの中心、ブロードウエイに面した超高層ビルが完成しました。
芦原さんは、1978年にニューヨークに設計事務所を設立されて、アメリカを中心に活躍されています。2010年に法政大学建築フォーラムで講演されたことを覚えている方も多いのではないかと思います。
以下、建設通信新聞4月3日の記事からの抜粋です。
建築家の芦原信孝氏が設計した高層ホテルが米国ニューヨーク・ブロードウエイに完成した。総工費は160億円。それぞれが異なる方向性を持つ4つのブロックを積み重ね、単純化しがちな高層建築の中でユニークな外観デザインを生み出した。反射率の高いカーテンウオールにはタイムズスクエアやセントラルパークを外観に映し出すほか、内側からは床面から天井まで視界を遮ることのない景観を確保した。また、周辺に落ちる影を最小限にとどめて日光を遮らない工夫も凝らされている。
高さは229m。ホテル客室数639室。地下2階地上67階建て、延べ34,429m2の規模。敷地面積930m2。施工はGNCYグループが担当した。