小堀哲夫氏「JIA日本建築大賞」受賞

 

 

 

JIA日本建築家協会では、毎年。前年度の最高の建築を選び、表彰していますが、今年は、さる2月25日、建築会館本館大ホールにおいて公開審査が行われ、法政建築学科出身の小堀哲夫さんが最高の「JIA日本建築大賞」を受賞しました。

この賞は、全国から選ばれた200数十の応募作品の中から書類審査で100作品が選ばれ、さらにこのうち、6作品の現地審査の結果、2作品が残りました。

25日の公開審査は、この2作品を対象にした最終決戦となりました。

2作品は、日建設計による「熊本県立熊本かがやきの森支援学校」と、小堀哲夫さんによる「ROKI Global Innovation Center−ROGIC−」です。

審査員は、深尾精一、磯達雄、西沢立衛、富永譲、相田武文の5名でした。
審査の結果、5人の審査員全員の支持を得て、小堀さんが最優秀作品と認定されました。

選考のポイントは、大胆な構想、それを実現した強い意志、理解ある施主のもと自然を取り入れた画期的な作品となったというもの。

小堀さんは、陣内ゼミ1997年卒業で、久米設計に勤務ののち独立して小堀建築設計事務所を主宰しています。

法政の卒業生としては、過去最高の受賞と思われます。法政建築の評価を高めてくれた価値ある受賞をみんなでお祝いしたいと思います。
 

竣工直後に小川格さん(66年森田ゼミ卒)が見学した時の記録がありますので下記のページをご覧ください。

近代建築の楽しみ|自然環境を手に入れた研究所