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建築家大江宏が辿った1950年代から80年代までの設計活動の中で、55・58年館は重要な出発点でもありました。 この建物に込められたモダニズム精神と伝統との関わり、その後の展開などをテーマとする講演と座談です。 ぜひ皆さまお誘いわせの上ご参加ください。
日 時:2月24日(日) 13:30〜16:00(13:00開場) 1920〜30年代のヨーロッパで盛り上がったモダニズム建築運動は、第二次世界大戦前後の休止期間を経た後、1950年代には世界各地で多くの具体作として花開くことになった。 法政大学55・58年館は建築家大江宏にとっての重要な出発点でもあったが、設計開始から竣工にいたる期間(1951〜1958年)はちょうどこの時期に重なっている。 そしてこの7年余りの経過の中に設計姿勢の微妙な変化を見ることもでき、それは後に伝統表現との関わりへと展開していった氏特有の手法にとっての萌芽のきざしを感じさせる。 こんな視点をきっかけとするシンポジウムでは、4人の登壇者たちによって一体どんな大江宏像が語られるのだろうか。 |
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