法政大学建築同窓会メルマガ

No.001   2010年4月23日発行
   


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□法政大学建築同窓会ニュース[Number001](2010年04月23日発行)
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桜並木もすっかり葉桜になったというのに未だ春と冬を往復する落ち着かない
日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
ようやく法政大学建築同窓会のメルマガが発行の運びになりました。
どのように発行していくかまだまだ手探りの状況ですが長い目でご覧いただけ
ると幸いです。
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目次
1.大江宏賞公開講評審査会審査結果
2.ウォークラリー開催お知らせ
3.リレー・エッセイ:リレー・エッセイ開始の口上(岡崎浩司)
4.編集後記
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1.大江宏賞公開講評審査会審査結果
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第6回大江宏賞公開講評審査会が3月27日(土)午後1時より、市谷田町の
デザイン工学部、マルチメディアホールで行われた。
今年は、審査方法を例年とは少し変えて、あらかじめ選考された8名の発表者
が、まず10分間の持ち時間で全員プレゼンテーションを行い、その後全員に
対する質疑応答を行って、審査するという方法になった。
プレゼンテーションと質疑応答の30分間のに、模型、図面を見ながら発表者
と、審査員の質疑が行われたり、質疑の最後に、審査員だけでなく、参加者全
員からも質疑を受け付けるなどの新しいシステムにより、会場では、いつもに
も増した白熱した議論が飛び交うこととなった。
作品は、社会的な問題をテーマにしたものが多く、衰退した町工場を再生する
案、刑務所の社会復帰センター、高層ビルの新たな空間性の提案など意欲的な
プロジェクトが提案された。
その中で、新しい空間構成のシステムを提案した、西川遼太郎君の案と、歌舞
伎町のコマ劇場跡を再開発する、白井進也君の案が最後まで残って、決戦投票
を行った。
複合施設における、内部空間の構成と、都市の中における建築のあり方の提案
という対照的な二つのプロジェクトだったが、その空間構成のシステムのユニ
ークさが高く評価されて、今年度の大江宏賞は西川遼太郎君が受賞した。
8名の発表者は下記の通り。
発表者:名前・作品名・所属ゼミ
 白井進也「都市の余白/新宿コマ劇場跡地計画」大江ゼミ
 久保田亘「OPEN FLOOR/複合施設における空間の接続性の考察」渡辺ゼミ
 脇屋健吾「まちの小学校/地域施設としての学校」富永ゼミ
 大竹慶和「Prison market/笠松刑務所における社会復帰センターの提案」
                              渡辺ゼミ
 渡辺 匠「Piled city」富永ゼミ
 小野裕美「感覚的建築/シュプレマティズムの思考から」渡辺ゼミ
 増田 亮「記憶の形象/キューポラの消えた町」大江ゼミ
 西川遼太郎「Hinged space/複合施設における空間構成の可能性」富永ゼミ
審査員は下記の通り。
審査委員長:坂本一成
審査員:安藤 直見・大江 新・後藤 剛史・佐々木 睦朗・下吹越 武人
    陣内 秀信・高村 雅彦・富永 譲・永瀬 克己・渡邉 眞理
OB審査員:菰田真志・鈴木茂雄・吉澤国男           (敬称略)
※HPでは発表者の梗概を後日掲載いたします。
(担当:小島)
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2.ウォークラリー開催お知らせ
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今年も恒例の新入生歓迎ウォークラリーが近づいてきました。
今年のウォークラリーも、昨年同様、導入ゼミの一環として行います。
担当教員と新入生(約10名)がワンセットでグループとなり、
これを院生がサポートし、さらに卒業生がお手伝いすることになります。
新入生と卒業生が交流する貴重な一日です。
ぜひ、ご参加下さい。「ウォークラリー2010」
日時:5月29日(土)13:00集合
懇親会:16:00〜 市谷田町校舎カフェテリア
〈コース〉
各先生方から「コース」と「テーマ」が届いています。
・後藤ゼミ〈東京・銀座〉保存建築と先進建築を巡る
・出口ゼミ〈市ヶ谷・飯田橋〉外濠周辺を見て歩く
・坪井ゼミ〈東京・銀座〉東京・銀座エリア付近の散策
・吉田ゼミ〈皇居周辺・東京〉東京市の都市計画と皇居周辺の変遷
・佐々木ゼミ〈表参道〉大空間建築と佐々木睦朗の担当作品を巡る
・陣内ゼミ〈皇居・丸の内・月島〉都心縦断、東京のダイナミズム体験
・大江ゼミ〈表参道〉原宿〜青山エリア
・渡邊ゼミ〈レモン展〉レモン展審査を見る
・安藤ゼミ〈浅草・浜松町〉「ALWAYS3丁目の夕日」と東京スカイツリー
・富永ゼミ〈上野・本郷〉日本の近代建築とアトリエ・TOMINAGA
・永瀬ゼミ〈上野〉芸術の森探訪
・高村ゼミ〈実測:市ヶ谷〉昭和初期の木造住宅を測る
・網野ゼミ〈谷根千〉谷根千探訪 木造今昔
・下吹越ゼミ〈表参道〉表参道を歩く
※具体的に歩くコースは、院生と卒業生が連絡を取り合い、計画いたします。

◎参加希望者は、希望コース(第1、第2希望)を明記のうえ、4月26日までに
下記までご連絡下さい。
 連絡先:岡本 眞
 makoto_okamoto@matsuo-komuten.co.jp

◎詳しくは同窓会ホームページをご覧下さい。
 http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/wr2010/information.html
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3.リレー・エッセイ
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[リレー・エッセイ開始の口上] 岡崎浩司
 建築学科同窓会のホームページを活性化する一環として、メールマガジンを
発行することになった。HPの活性化は、とりもなおさず同窓会そのものを元
気にすることが目的だ。メールマガジンは、郵送されるダイレクトメール(DM)
同様、各自の(といっても登録者の)パソコンに勝手に飛び込んでくる。それ
を呼び水に、HPも見てよね、の仕掛けである。
 さて、そのメールマガジン、お知らせ・周知のたぐいはさておいて、やっぱり
なんかチョッとしたコンテンツが欲しい。
 そこで、参加型企画「リレー・エッセイ」とあいなった。ご承知のように、
設計活動はゆうに及ばす、陰に日向におもしろい活動をしていたり、日々
チョッと刺激的なことを考えていたりする同窓OBはけっこういる。
 小川の小石をめくると、目をみはる生物多様性の世界を体感するがごとくに、
いる(^-^) 。そういった多様なる同窓OBの発見・交流のとっかかりになればな、
の企画である。
 このリレー・エッセイが、小川の小石めくりになってくれればという期待が
ある。建築学科同窓会HPのメールマガジンのエッセイであるから、それらしい
テーマなどを設け、あるコードを設定しようかとも話し合ってはいたのだが、
結局、800字程度のボリューム設定だけ決めて、テーマはフリーにした。
 ともかく、小石めくりをはじめようのムテカツ流である。季節は春だ。微小
生物たちも動き出している。はじめれば、ワンダーランドが見えてくる(ハズ)。
期待の膨らむ春なのだ。リレー・エッセイは次号より開始いたします。
エッセイは編集部から依頼するとともに随時募集もしております。
是非奮ってご応募下さい。詳細は下記アドレスからどうぞ。
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4.編集後記
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ようやくスタートしたメールマガジン。まだどうなるかは未知数。
またHPは6月にリニューアルをする予定で現在鋭意作成中です。
まだまだ同窓生でもメルマガ、HPの認知度は高くないようですので同窓生が
お集りの際には是非法政大学建築同窓会ニュースを話題にのせて下さい。
リレー・エッセイは次号から本格的に開始予定。HPには写真なども掲載予定。
ウォークラリーの結果なども随時載せていく予定です。
次号は一月後の発行予定です。
(担当:鈴木)
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