■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
□法政大学建築同窓会ニュース[Number032](2012年11月26日発行)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
東日本大震災で被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と被災地の一刻も早い復旧をお祈りいたします。
木枯らしも吹き北国からは初雪の知らせが届きだしました。気がつくともう今週末には
12月 師走に入っております。仕事だけでなく私事でも慌ただしくなる日々になりそうですが
体調管理は万全にいたしましょう。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
法政大学建築同窓会のメルマガ32号をお届けいたします。
お仕事の合間のひと時をお付き合いいただけると幸いです。http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/
----------------------------------------------------------------------
目次
1.デザイン工学部の公開授業「建築フォーラム 2012」のご案内
2.リレー・エッセイ(余田正徳)
3.編集後記
----------------------------------------------------------------------
1.デザイン工学部の公開授業「建築フォーラム 2012」のご案内
----------------------------------------------------------------------
本年度も法政大学デザイン工学部の公開授業「建築フォーラム 2012」が10月9日から順次開催
されます。建築フォーラムは、学部3年生を履修対象とした、学外の様々な建築関係者の方々を
お招きしてお話伺う講演会形式の授業です。授業ですが、受講生以外の学生はもちろんのこと、
卒業生の方々や学外の学生など、どなたでもご聴講頂ける講演会です。本年度は「コミュニティ再考」
というテーマで講演者の方々にお話を伺います。
まだ第6回(12/4 講師:上野千鶴子)第7回(12/11 講師:小谷部育子)が残されています。
是非ご参加下さい。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/event/20121009-1209/k_forum_2012.html
----------------------------------------------------------------------
2.リレー・エッセイ
----------------------------------------------------------------------
「コミュニケーション能力」
1998年修了 武者ゼミ 余田正徳
建築設計において最も大切なことは「コミュニケーション能力」ではないかと思っています。
大学院を修了して十数年、建築設計を仕事としていますが、これまでの実務経験の中で最も身に
付けたいと思った貴重な能力のひとつです。ディテールや納まりは実務経験を積むことで自然に身に
つくものかもしれませんが、コミュニケーション能力は意識しながらでないと身につくものではない
と思います。もともと各個人の資質・性格もあると思いますが、意識してコミュニケーション能力を
鍛え、その能力を発揮できる設計者は関係各者に信頼され、いい仕事をしている印象があります。
建築は風景をつくる物質として存在しますが、その建築をつくろうと考えるクライアントも、
計画し設計する設計者も、工事をする施工者も全て人です。人と人との関係性を尊重しながらいつも
仕事をしています。言うまでもなく、建築を取り巻く環境(自然環境・経済性等)を充分に検討して
設計を行うことも重要ですが、設計者は自分の意見だけを一方的に発するのではなく、クライアント
の要望を充分に聞き出すために、対話を重ねコミュニケーションを密に取り信頼関係を築くことが、
そのプロジェクトを成功させる鍵だと考えています。また、協力事務所や施工者との関係も当然ながら
重要で、いい建築をつくるチームとしての関係性を築き同じ方向を向き、それぞれの仕事をしっかりと
行えるようにコミュニケーションを図っています。
コミュニケーション能力を活かすことは建築設計に限らず、どんな仕事でも当てはまるような
当たり前のことで、日常生活においても同様かもしれませんが、トラブルが起こる理由の多くが
コミュニケーション不足によるものであることも確かです。またその一方でコミュニケーションが
過ぎると、日常生活においては問題ないことでも、仕事関係の場合は馴れ合いになってしまい問題と
なることも多々あります。その辺りのバランスの取り方もコミュニケーション能力に左右されるので、
デザイン能力と同様つくづくその難しさと大切さを感じています。余田正徳建築設計事務所
http://www.yoda-archi.com/
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/essay/essay.html
リレーエッセイは編集部から依頼するとともに随時募集もしております。
是非奮ってご応募下さい。詳細は下記アドレスからどうぞ。
----------------------------------------------------------------------
3.編集後記
----------------------------------------------------------------------
東日本大震災により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
毎回のメルマガもコンテンツ不足は否めず毎号四苦八苦しながら発行して参りました。そこで次号から
隔月連載のエッセイが始まることになりました。海外に出た同窓生から生の声をお届け出来ることとなり
ます。詳細は見てのお楽しみと言うことで。ご期待下さい。
公開授業「建築フォーラム 2012」も開催されております。第五回まで終了しておりますが、まだ2回
残されております。お誘いあわせのうえご来場ください。
編集部では、法政大学及び卒業生に関する情報をお待ちしております。どのようなことでも結構です
ので編集部までお送りください。又、メルマガへの購読登録をまだしていないお知り合いがいましたら
是非ご購読を進めて下さい。
このメルマガを通して建築学科卒業生の輪が広がることを望んでいます。(編集後記担当:鈴木)
----------------------------------------------------------------------
□メルマガ購読・解除はコチラです。
→ http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/mlmg/
□ご意見ご感想を頂ければ幸いです。
→ info@hosei-archi-ob.sakura.ne.jp
□法政大学建築同窓会ニュースは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
そのため、メールに「まぐまぐからのお知らせ」が掲載してある場合があります。
法政大学建築同窓会ニュースに登録すると、『まぐまぐ』からのメールマガ
ジン「ウィークリーまぐまぐ」「まぐまぐニュース」が配信されます。
これらが不要の場合は、こちらから願います。
http://www.mag2.com/wmag/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行:法政大学建築同窓会メルマガ編集部
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/
問合:info@hosei-archi-ob.sakura.ne.jp
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |