気積空間を用いて構成する居住都市の提案
−長野粗中心市街地を事例にして−
設計概要
空きビル群による乏しい風景、それは地方都市中心市街地に共通する問題である。その多くの雑居ビルが空きビル化している今、あらかじめ空き空間(気積空間)をつくり、空きであることが魅力的な風景を作り出すことを提案する。
空き空間の構成方法は、ボリュームを「Life」、「Move」、「Scrape」によりつくりだす。それにより建物内に街の小さな公園のような空き空間が平面、立面で連続してつくられ、この建物の価値を高めるとともに風景を再構築する。 |