2000年陣内研究室卒業のイラストレーター、なかだえりさんが個展を開催しているとのことで小雨の降りしきる中北千住の蔵アトリエを訪れました。会場はなかださんがアトリエとして使用している築200年以上の蔵。そこも見どころの一つです。
今回の個展では読売新聞連載の「東京さんぽるぽ」原画を中心として、花、犬、鳥、相撲などの可愛く楽しい絵を100点以上展示しているとのことであります。
会期二日目とのことで雨にも係らず盛況。見学者引きも切らず。蔵を改装したアトリエは天井が低くところ狭しと作品が展示されている。
「東京さんぽるぽ」の原画は東京の各所を切り取り描いている。誰しも一度は訪れた場所が見つかるはずでしょう。新聞の連載や法廷画などのスケッチと出来上がりを比較するのも興味深いでしょう。
なかださんのイラストは柔らかい水彩画ですが的確に対象を捉えて表現されています。しっかりとした構図などは建築学科出身ということも関係しているのかもしれません。 会期中は三ノ輪ラムネの販売も行なっており観賞の締めに是非喉を潤して欲しい。
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