6月11日(金)午後6時30分より、朴先生を迎えてのミニセミナー、第二弾、「沖縄の暮らし―環境をデザインする」が、デザイン工学部市ヶ谷田町校舎で行われました。
セミナーは、途中休憩を挟んで、二時間ほど、次の三つのテーマでお話を伺いました。
第1章 住まいにみる沖縄の伝統民家の造形文化
第2章 沖縄の民俗建築を継承する現代風の暮らし
第3章 エコハウスを目指して沖縄の温熱環境改善
沖縄は、同じ日本でありながら、本土とはだいぶ異なった文化圏を形成して、集落、民家も独特の形を持っています。
文化、宗教、気候の違いがどのように、沖縄の建築に影響を及ぼしてきたのか、と言うことから、伝統的な民家が、自然エネルギーを上手に利用してきた、エコハウスであるというお話、さらにその伝統を生かした現代の住宅のことなど、興味深いお話を色々と伺いました。
又、現地で実際に実験を行った結果として、建築の温熱環境をいかにして改善してゆくかと言うことについて、数値とグラフを使って、詳しく説明伺いました。
当日は、OBに加えて、現役の学生も多数参加して、熱心に朴先生のお話を傾聴していました。
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