建築同窓会の皆様、あけましておめでとうございます。

　皆様お元気で新年をお迎えになったことと思います。

　昨年は東日本大震災という途方もない災害に日本中が叩きのめされましたが、今年はなんとか力強い復興が始まる年にしたいと思います。

　建築同窓会は世代交代が進み、一段とフレッシュな活動を進めていることは、皆さんご存知の通りです。

　ウォークラリー、法匠展、法匠会報、大江賞等従来の活動のほか、メールマガジンがスタートし、毎月一回順調に発行してまいりました。これがこれからの主な通信手段になると思います。ここには毎回リレーエッセイが掲載され、楽しい読み物が続いております。もし、まだメールマガジンに参加されていない方はホームページからただちに手続きをしてください。

　このほか、昨年は新たに「55/58年館」の保存活動が加わりました。大江宏先生の代表作であり、法政大学のシンボルである55/58年館を壊すという大学の無謀な決定に対し、なんとかリノベーションにより生かしてほしいという運動ですが、次第に賛同者を増やしているものの、まだ大学の意思を変えさせる所までは至っておりません。この運動では創意あふれる活動がいろいろ展開されましたが、今年はいよいよ正念場を迎えることでしょう。

　以上のように、建築同窓会では、皆様のご協力により、今年も多彩な活動が展開されることと思います。その情報は主としてメールマガジン、ホームページを通じて発信されます。皆様の周りの人たちを誘って、これらの活動に参加してください。

　新年早々の活動は新年会です。2月1日(水)ボアソナードタワー25階スタッフクラブで行われます。誘い合わせておいでください。新旧の先生方も大勢いらっしゃいます。

　法政建築同窓会は、他に例を見ない独創的な活動団体です。今年もおおいにがんばって、建築学科を元気に、法政を元気に、そして日本を元気にしてやろうではありませんか！！

2012年1月1日
　　　　　　　　　　　　　法政大学建築同窓会　会長　岡本　眞